開運印鑑と嘘の手彫りという印章業界の二大汚点を暴露している当サイトですが
一般のニュースでも取り上げられる印鑑の霊感商法についてはほとんど紹介しておりません。
理由は
@霊感商法の悪質さは当サイトで紹介するまでもなく周知の事実である事
A「開運商法」=「霊感商法」と誤解され無いようにする為。
です。
@はともかくAは説明しないと今ひとつ意味が伝わらないと思います。
開運印鑑について調べようとして当サイトを訪問して下さった全ての方が、文章を隅々まで
お読みになるとは限らないので、私が開運商法の悪質さを暴露しても
「ああ〜 相手の不安を煽り高い壷とか印鑑を売りつけるやつでしょう」
「私は引っ掛からないから大丈夫」
など、混同されないように霊感商法についての説明は最小限にしております。
開運商法(※1)の悪質さは一人当たりの被害額が小さいので、とかく見逃されがちです。
どこが悪質なのか
是非こちらをお読み下さい→(開運印鑑Q&A)
話は変わりますが、以前「嘘の手彫り印鑑をウナギの偽装に例え記事にしました→こちら」
産経新聞にウナギの産地偽装の話が出ていましたので参考までに
(平成21年10月2日 産経新聞朝刊14面)
食品偽装 見破れ!! 「ウナギ」「タケノコ」「カニ」・・・
本文をそのまま掲載する事は出来ませんので、ごく一部のみの紹介にとどまりますが
要約しますと、中国から輸入されたウナギを国産と偽り販売した食品加工会社が
警視庁に摘発された記事です
加工業者が偽装したものを卸売業者が仕入れ都内のスーパーなどを通じて販売されたとの事
この記事の中で気になった箇所
「専門業者も見抜けないまま店頭に並ぶ偽装食品」
「消費者が簡単に見抜けるなら偽装はやらない。 分からないようにやるのが偽装」
悲しい事に印章業界も似た現実があります。
99.9パーセントの「手彫り印鑑」が手彫りではない(※2)なんてひどいインチキです。
※1 印鑑の開運商法とは、開運印鑑をはじめ書体のみ(縁起のいい書体なるもの)から霊感商法まで
広い意味を含めて開運商法と言いますが、ここで使われている「開運商法」とは、霊感商法を除いた
意味での開運商法です。
※2 「99.9パーセントが手彫りでない」というのは、インターネット上での事です。 (実店舗での嘘も相当数にのぼります)
完全な嘘はもちろんですが、それ以上に多いのは「手彫り」と錯覚させる写真の掲載です。
99.9%が嘘の割りに意外と感じるかも知れませんが、手彫りが出来る職人さんというのは結構居ます。
でも、「手彫りが出来る」=「手彫り印鑑を販売している」とはなっておりません。
一部の例外では? と皆さん思うでしょう。
しかし、一部の例外は本当に手彫りをしているお店です。
手彫り印鑑の真偽は仕上がり品や一部の工程を見ただけでは一般の方はまずわからないと思います。