古き良き時代の篆書体2

山梨県山梨市の窪八幡神社です

建立は859年との事ですが、本殿は1410年に武田信満が再建、1531年に武田信虎が修復、

昭和26年に解体復元工事が行われ現在に至る建物だそうです。

わが国に現存する最大の流造本殿との事です。
開運印鑑 開運印鑑
  本殿                               鰐口(1534年建立・1557再建)


どちらも昭和になって解体復元工事が行われたとはいえ、もちろん建物は建立当時そのままの素材で作られております。

参道は何気なく通り過ぎてしまったのですが、途中にある鳥居は後で調べたら現存する日本最古の木造鳥居との事なので

間近で見学・撮影しておらず残念です。



境内の燈籠です。
開運印鑑

奥の二つは新しいものでしたが、こちらは文政二年(1819年)のものです。

今から約190年前という事になりますね。


開運印鑑

5月吉祥日とあります。 縁起を担ぐ記載は当時も今も同じですね。


開運印鑑

「所願成就所」 こちらも縁起に関係あります。



開運印鑑

燈籠には「御神燈」と篆書体で彫られております。

縁起を担ぎ吉祥を願う場合もきちんとした篆書体が使われております。

まあ、当然といえば当然です。

縁起を担ぐために吉相体? 

そんな燈籠の価値を無にしてしまうような事は有り得ません。

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