開運印鑑コラム 7

「幸せな気持ちになればいい」

開運印鑑を猛烈に批判しながら実店舗を営んでいる関係で、開運印鑑について様々な相談を

いただきます。 (それは前にも書きましたね)

ここはコラムですからテンポ良くいきます。

「開運印鑑の由来がデタラメなんんですって?」
「でも、私は開運しなくてもいいんです」
「このハンコで幸せな気分になれるだけでいいんです」

こんな話をたまに伺います。

何を幸せに感じようがもちろん本人の自由です。

しかし、このコラムではそんな学校の先生的模範解答は無しにして、それについて

私なりの考えを書いてみたいと思います。

「幸せな気分になれる・・・」

これでいいのでしょうか。

もちろん、失敗したと気付いたものの、気分を落ち込ませたくない為に自分を奮い立たせようと

自己暗示をかける目的でそう考えるのでしたら、否定は致しません。

しかし、本心から「幸せに・・・」と感じてしまっていいのでしょうか。

コラム6にも書きましたが、開運印鑑は「神社のおみくじの大吉」とは根本的に違うものなのです。

何が違うですって?

それは、コラム2とコラム3の通り、変なハンコなのです。

ワンランク上とはいかないものの、ごく普通の印鑑を買って「御利益が無かった」というのでしたら

「気持ちだけ幸せになれればいいんです」で済まされると思います。

(ただし、今の開運印鑑の販売方法は由来でも何でもないデタラメを教示しての販売方法ですので、済まされません)

普通のハンコどころか、変なハンコを買わされて「幸せな気持ち」って変じゃないですか?


例え話をしますが、オレオレ詐欺、振り込み詐欺、いえ、今は「母さん助けて詐欺」というのでしょうか。

息子が困っているという電話を受け、お金を代理人に渡したところ、真っ赤な詐欺だった。

これでも「幸せな気分になれればいい」と思えますか?

「いくらなんでも詐欺と開運印鑑は違うぞ!」
「霊感商法とは異なる普通の開運印鑑をそんな酷評する事ないだろ!」
「開運印鑑でも役所で実印登録出来たぞ!」

という感じで怒る方は、このコラム1〜を読んでいない方、または賢明では無い方です。

賢明な方であれば、引っ掛かるポイントはそこではありません。

【復習です】

開運印鑑を買って幸せな気分になっていいのか?

良い事ではありません。

開運印鑑というのは(自己暗示を除いて)幸せな気分になってはいけない品物なんです。

つづく

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