写真は明治21年のハンコ屋さんの広告です(値段表)
開運印鑑というインチキ商法が無い時代の情緒ある本来の印鑑の姿です。
よく、開運商法のサイトで@「いい印鑑はボディーにしるしの無いもの(=無地の印材)」とか
A「ハンコは自分の体」とか書かれています。
@=仮にこれが本当ならば、上の図(昔の広告)はどうなってしまうのでしょうか。
昔の印鑑はしるしだらけになってしまいます。(つまり@はデタラメです)
A=仮に「ハンコは自分の体」という言い伝えがあるならば、上の図を見ると
獅子や鹿の形(鈕=印材の上部に付く飾り)をした印鑑はどうなのでしょうか
明治時代(上の広告)には獅子や鹿の人間が居たのでしょうか。 (古くは印鑑を権威の象徴とされていた名残です)
そんな訳はありません(Aもデタラメです)
ハンコはとても大切な物ですが、自分の体などという言い伝えはありません。
古き良き時代の印鑑を基本とするお店(手彫り・手仕上げ:はんこの印善)
古き良き時代の印鑑です(写真は当時の広告です)