印鑑という表現について

私はこのサイト上で何度も「印鑑」という言葉で文章を書いておりますが

実は自分でけっこう違和感があります。

印鑑とは正確には印影の事を指します。

そうです 捺印した字=紙などに押された印影の事を印鑑と言うのです。

ハンコは正しくは、印章と言います。

法令や公文書はほとんど印章という使われ方をしています。

当店にはたまに中国からの観光客の方が来店されますが、私は中国語は

話せないので筆談で対応します。

中国の方には「印章」と書かないと意味が通じません。

しかし、日本では一般的に印章という呼称より印鑑という方が馴染んでいます。

お店に来るお客様(日本人)の99パーセントはハンコの事を印鑑と呼びます。

正確にはゴム印は印鑑と言いませんが、3分の2位のお客様は、ゴム印の事も

印鑑と呼びます。

また、実印を区市町村へ登録する制度は「印鑑登録」と言いますので、ここでは

印章と書くより、一般的な呼称で印鑑と書かせていただいております。



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