個人の印鑑の価値について

このサイト上で何度となく「印鑑の価値」という表現をしています。

きちんとした技術者(職人)がきちんとした字で彫った印鑑を

「価値のある印鑑」と表現していますが、誤解の無いように説明します。

高価な象牙や鯨の歯の印材を優秀な技術者が腕によりを掛けて彫ったハンコであっても

一般の個人名が彫られた印鑑に金銭的価値は無いに等しいのです。

仮に純金製の印鑑であれば「金」としての価値はありますが、その他の印材は

商品として再利用はされない為、金銭的価値はありません。

(印鑑から波及する付加価値を除きます:あくまでも物としての金銭的価値についてです)



このサイトで言う「価値のある印鑑」とは金銭的価値ではなく、「いい物」としての価値を指しています。

前述した優秀な技術者が腕によりを掛けて丁寧に彫った印鑑は、堂々たる「美術・芸術的価値」があります。



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