同名のページをわざわざ作るのも変ですが、ストレートに書いて差し障りもあるかも知れませんので

あえてページを分けて書きました。

私はこのサイト上だけではなく実店舗でも開運印鑑を批判しております。

1)業者さんが考えたに過ぎない開運印鑑を、あたかも昔から言い伝えのある由緒正しき印鑑

  であるかの如く宣伝されている事。

2)ネット上の印鑑販売サイトが無法地帯となっている事 (嘘が蔓延している事)

この二つがこのサイトを作った理由ですが

実店舗やこのサイト上で開運印鑑の実態を公表したお陰でいろいろな事があります。

大半は嬉しい事ですが、時には辛い思いをする事もあります。

嬉しい事

それは、お客様が私の話を理解してくれた時です。

インターネットは実に便利で、場所を問わず遠方の方からも「ここを読んで目が覚めた」とか

「私も開運の印鑑はインチキだと思っていたけど、このサイト以外具体的に書いていない・・・よく書いてくれた」

などのご意見をいただける事があります。

非常に嬉しく、時にはそれがきっかけで当店にご注文をいただける場合もあり、感謝の一言です。

しかし、嬉しい事ばかりではありません。

自分の力不足だと感じた事

印相鑑定できますか?と聞かれ

「印鑑に『
』という言われはなく、業者さんが商売上考え出したものなんですよ」

と事実を伝えると

「お宅は鑑定出来ないんだね」と言われたり

「あなたは知らないかも知れないけど、やっぱり吉印や凶印というのはあるんだよ」

「悪いハンコを使ったから悪い事が起きた」

などと言われた事があります。

この様な時は自分の力不足を痛感せざるをえません。

また、業界の先輩に

「お前 そんなに意地を張らなくても信じているお客さんだけには開運の書体で引き受ければいいんだよ」

「そうしないと、せっかく来てくれたお客さんを悪徳商法をやっている店にとられる事になるよ」

「積極的に開運をアピールしなければ信念が崩れる事はないだろ」

そんな何とも言えないアドバイスもいただいた事があります。

*****

あと、これは私見であり不適切な表現が含まれていますが、率直に感じた事を書きます。

私は不動産会社で働いていた経験があります。

売買、賃貸と携わる中で、大手の企業、個人商店、大地主さん、個人のお客様など様々な印鑑(印影)と出会いました。

その経験上自信をもって言える事です。

きちんとした会社は開運吉相印など使っておりません。

上場企業はもちろんです。(全ての上場企業を確認する事は出来ないので、例外は有り得ます)

個人にしても同様です。

もちろん、きちんとした人で知らずに開運印鑑を作ってしまった人も居ますので、全てに当てはまる訳ではありませんが。

逆に、(不適切な表現でありますが)怪しげな会社、堅気ではなさそうな会社

ギラギラした成金社長のような方の印鑑は開運吉相印が多かったです。

驚く程高そうな印材に、隙間なくびっしりと開運吉相書体で彫られた印鑑を見せていただいた事もあります。

もちろん、ご本人に対してはここに書いてある事は言えません。

はっきり言える立場であったとしても、開運印鑑の持ち主を批判したりは致しません。

開運印鑑を持っている人は被害者で、批判に値するのは販売者だからです。

既に開運、吉相、印相書体で彫られた印鑑をお持ちの方は、このサイト見て非常に立腹されている事でしょう

しかし、お怒りの対象は私ではなくインチキ商法の加害者である開運吉相印鑑を

販売したお店であるべきではないでしょうか。

ハンコ屋は人生相談業ではないので偉そうな事を言うのは慎むべきであり、私見が大きく混ざりますが

今まで多くの印鑑、印影、お客様と接してきた経験上自信をもって言える事があります。

成功や幸運を願う事は誰もが考える事だと思います。

会社を興す時などは、縁起を担ぎたい気持ちは心情的には理解出来ます。

しかし、安易に決めず是非「正しいものを見極める眼」を持ってハンコを作って下さい。

私がお客様と接していてよくわかる事なのですが、ハンコの開運を信じない方は

私の話を丁寧に聞いて下さいます。

しかし、はんこの開運を信じきっている方は、私の話に聞く耳を持とうとしてくれません。

私の話と開運商法の話のどちらが正しいか

これはお客様自身で判断していただくしかありません。

この判断力は重要だと思います。

世の中インチキや詐欺など沢山あります。

誰だって振り込め詐欺や霊感商法の被害には遭いたくはないはずです。

しかし、一個人の被害額こそは少ないですが、開運印鑑もれっきとした悪徳商法なのです。

「自分が信じていればいいんだ」という物ではありません。

「縁起物を持っていたいだけなんだ」という物でもありません。

トップページQ&Aでしつこい程書いてきましたが、開運吉相印というのは

絶対に買ってはいけない印鑑なのです。


ところどころ当店のホームページのリンクが貼ってありますので、このサイトを読んだ方から、たまに激励のメールをいただきます。

そのいただいたメールで何回か共通した表現がありました。

「開運印鑑を販売しているサイトは何か
胡散(うさん)臭い

という表現です。

「胡散臭い」という表現は抽象的で、人により受け留め方が違ってくると思います。

しかし、確実に言える事は「ハンコは胡散臭い物では無い」という事です。。

胡散臭いと思ったら、そのお店はインチキです。

生年月日で印材を選ぶ

丸の中に方位や運勢が書いてある図(ハンコ「サイト内)で解説

ハンコは自分の分身だから、しるし(
悪徳サイトではと表現)の無い方がいい

太枠の印鑑は良くない

小判型の印鑑は良くない

書き出したらきりが無いですが、これらは全てインチキデタラメです

「他人(ひと)を見たら泥棒と思え」みたいに、印鑑のネット店舗を片っ端から疑ってみるのは非常に嫌らしい事です。

しかし、印鑑のネット販売サイト(宣伝のみを含む)は99パーセントが「開運」か「手彫りの嘘」のいずれか一方でも含んでいるのです。

99パーセントのニセモノから1パーセントの本物を探す事。

本物も偽者(偽物)も必ずどこかにヒントがあるとはずです。

もし、どちらが正しいか迷っているようでしたらこちら→Q&A(クリック)を開運吉相印販売店に直接質問してみて下さい。

私と開運吉相印販売店のどちらが胡散臭いか。

それで判断できると思います。

仮に開運吉相印販売店が全てのQ&Aに的確に答え、疑問を感じていた方の考えが

私でなく開運吉相印販売店の話を信じるのであれば私の力不足です。

多分これ以上のアドバイスは無理でしょう。

しかし、それでも私は声を大にして断言します。

開運吉相印、及び「縁起のいい書体」なるものは全てインチキです



いい物を探す眼

本物とニセモノを区別できる眼力

運を開くのは開運吉相印ではなく、その眼力だと思います。



                       文責 はんこの印善

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