大正時代の印章問屋さんのカタログです。

これはゴム印ですので「手彫り印鑑」とは異なりますが、昔の印を知る貴重な資料です。
大正は15年までしかなかったのに、30年代まで使える仕様になっていたんですね。
カタログでは見えておりませんが、もしかすると裏側の見えない部分にに40年代、
50年代まで分まで作られていたのかも知れませんね。


これは重厚なホチキス(ホツチキス)ですね。
柄は鳳凰でしょうか、それとも孔雀でしょうか。
自動紙綴器という注釈も時代を感じさせてくれます。

これは今でもある(但しプラスチックプラスチック製が主です)差し込み日付ゴム印です。

これは象嵌の角印(右側)とヤッコ丹(左)という今では珍しい印材です。
(恐らく印材は作られておりません)

これは鋳造ゴム印を作成する工程で、圧を掛けて型にゴムを流し込む機械です。
私のお店でも使われておりました。

これは活字から石膏の型をとる機械です。
手彫り印鑑