手彫り印鑑の荒彫り
はんこを彫る工程は多岐に渡りますが、公益社団法人・全日本印章業協会では
大きく3工程に分けて基準を作っています。
この工程分けは、日本で唯一のハンコの学校である神奈川県印章彫刻高等訓練校
でも同じ工程分けで呼ばれている、業界の基準です。
印章彫刻の工程は「字入れ」「荒彫り「仕上げ」の3工程となりますが、ここでは
荒彫りを写真で紹介させていただきます。
手彫り印鑑の荒彫り
荒彫りは、簡単に言えばハンコの凹凸を出す工程です。(この印材は黒水牛です)
彫刻台に当て木を敷いて、印刀を当ててテコの原理で彫っていく工程です。

手彫り印鑑の荒彫り
手彫り印鑑を作る場合、どの工程も重要なのですが、ハンコが手彫りされている場面を
見た事の無い消費者様には、この工程が一番興味あるのではないでしょうか。

手彫り印鑑の荒彫り
荒彫りという名前ですが、雑に彫ってはいいハンコが出来ませんので、丁寧に彫る必要があります。

手彫り印鑑の荒彫り
細かい部分まで丁寧に彫る必要があります。
機械彫りは、この工程を全て機会がこなしてくれるの掛かる手間は大きく異なります。

手彫り印鑑の荒彫り
荒彫りがほぼ終了したところです。
ここから印面に墨(この場合は朱墨)を塗って文字を見やすくしてから、最終工程の
仕上げに入ります。

トップページ

戻る


inserted by FC2 system