開運印鑑コラム 5

「賢明な人」

私は開運印鑑や印相体を批判する上で頻繁に「賢明な人ならきっとわかる」と書いています。

印相体というのは商業的に創作された書体であり、書道界では箸にも棒にも掛からないゲテモノで、

印相体で彫られている開運印鑑というのは、由来などがデタラメなので、全てインチキという事は

既に私がネット上で述べている通り、紛れもない事実です。

では開運印鑑を信じてしまったり、印相体を「いい書体」と思っている人は賢明ではないのか?

俺は印相体を気に入って開運印鑑を作ったんだけど、では俺は賢くないという事か?

と怒られてしまいそうですね。

少なくとも、私が書いたものを読んでいない方は、賢明ではない人から除外しましょう。

開運印鑑販売店は、お客様を騙してでもハンコを売って金儲けをするのが仕事ですので、

いわばプロのペテン師です。

それに引っ掛かってしまった人を非賢明と言ってしまうのは酷です。

一方、読んだ人であれば賢明な人であれば私がネット上で公言している「開運印鑑は全てインチキ」

「印相体はデタラメ書体」という事は理解できるはずです。

私は文筆業ではありませんので、文章はわかりづらいかも知れません。

しかし、文章のうまい下手ではなく、真実を伝えようと努力している事は紛れもない事実です。

ペテン師より言葉は下手でも、事実という重みは強いはずです。

つまり、初めは「開運印鑑を伝統ある昔からの由緒正しきもの」と勘違いしていたとしても、

私が書いた文章を読めば、賢明な人であれば、事実はどちらか、必ずわかるはずです。

で、私が書いた事を隈なく読んだ人で「俺は賢くないという事か?」と文句を言う人が仮に居たとします。

その方が賢明か賢明でないか。

それは・・・

「賢明な人であれば、その様な事は言わない」 が答えです。

えっ? 「イエスかノーかハッキリ書かないとわからない」ですか?

いえいえ

賢明な方であれば、既に答えはわかっているはずですし、その様な質問もしないはずです。


つづく

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