古き良き時代の手彫り印鑑を紹介させていただきます。

印章店を営む三代目として、として、古き良き時代の手彫り印鑑に関する資料を
印影を中心として紹介させていただきます。

江戸時代からの資料を元に紹介させていただきます。

ボロボロの古文書も、印影があれば印章店にとっては貴重な資料となります。

古い銀行の預金通帳も、実用的に使われてきた手彫り印鑑の資料となります。


こちらは株式証券です(裏面)
今は電子化されておりますが、紙の証書だった頃の資料も印章店にとっては貴重な資料です。

こちらは80年以上前の実務印章の技術競技会の受賞作品です。
今はほとんど彫られていない作風である「大篆風」です。
今体派からの流れを組む作風です。

こちらも上と同じ技術競技会の受賞作品で、同じ印文(彫刻文字)ですが、文字の作風は
篆書古印体です。


古文書の印影ですが、向かって右は太枠細字(中輪細篆書体)で、古き良き時代の手彫り印鑑
に多くあった作風です。
その左は江戸時代に多くあった文字を印面いっぱいに広げる作風です。
「文字を印面いっぱいに広げる作風」といっても近代創作された印相体とは全く異なります。
印篆(いんてん)です。
その左側は左右に唐草模様を入れた作風で、これも昔は結構ありました。
今はまず手彫りされていないです。
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手彫り印鑑