管理人ブログ (開運印鑑とは無関係な記事もあります)
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開運印鑑コラム    
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印章カタログより   由緒正しい印章


開運印鑑を辛口で批判していますが、由緒正しい昔からの印鑑が「悪い印鑑」「凶の印鑑」などと明らかに

悪意をもった表現で宣伝されておりますので、その誤りを古いカタログで証明します。

本文で書きましたが、「短い印鑑」「太枠の印鑑」「小判型(楕円形)」「斜め彫り」「四角い実印」「くずし字(行書体・草書体)」

などことごとく「悪い」「縁起のよくない」「凶」などと書かれております。

ここで紹介するカタログは東京印章協同組合のカタログと東日本印判用品商工組合のカタログです。

前者が昭和47年10月、後者が昭和49年9月発行のものです。

それ程古い昔ではありませんが、まだまだこの時代は古き良きものが多く残っているいい時代でした。

東京印章協同組合はハンコ屋さんの組合という立場ですので、いい物を正しく宣伝する事を

カタログ発刊の使命としております。

そして、東日本印判用品商工組合はその名の通り印章関係用品を扱う業者さんの組合です。

いい物が沢山販売できれば業界の発展に繋がります。

どちらもきちんとした理念の基で発行されているカタログです。

では個々の写真をご覧下さい。


    昔の印鑑カタログはいいものが沢山載っていました      昔のカタログ 手彫り印鑑   
     東京印章協同組合のカタログ           東日本印判用品商工組合のカタログ




右ページ下部分に印章の基本となる6書体が書かれています。

篆書・隷書・楷書・行書・草書・古印体の6書体です

このカタログには印相体は名称も印影も載っておりません。



太枠(中輪といいます)の印影、くずし字(行書体・草書体)

古印体などバラエティーに富んでいます。

印章といえば篆書体が多いですが、お好みの書体で

ご自身が気に入った物を作るのが本来の姿です。

印鑑 上下のしるし

印章の長さと上下のしるしをご覧下さい。

全て寸五(1寸五分)と呼ばれる丈が45ミリのはんこです。

「短い印鑑は良くない」でしょうか?

「上下のしるしが付いているハンコは良くない」でしょうか?

それでしたら正しい印章文化を広める為の組合がカタログに採用するでしょうか。

それどころか写真は全て短い印鑑です。

捺印する時にはんこの上下がわかりやすいように付けられた「由緒正しき」上下のしるしです。

丈の短い印鑑以外にも今では貴重な牙次印(左から二番目)やサヤ(蓋)付き印材も載っており、それら全てが丹入りです。

開運商法に反論する為に私が画像を創作した訳ではもちろんありません。

あくまでも組合の古いカタログをそのまま載せたまでですが、結果的に何か狙い打ちしたみたいに開運印鑑商法とは

正反対の紹介となっております。


牙次印、上下のしるしがある印鑑

こちらは認印のページですが、丈の短いものと現代風の60ミリのものが載っています。

こちらも牙次印があり、写真ではわかりにくいですが、全てに上下のしるし(当たり・さぐり)

が付いています。

上下のしるし 象牙印鑑 民生 象嵌      上下のしるし 象牙印鑑


こちらは2つとも東日本印判用品商工組合のカタログです。

販売促進の為のカタログですので悪い物、お勧め出来ないものでしたらわざわざ大々的にカタログに載せるはずがありません。

「印鑑はしるしの無いもので作り、大切な書類を押すときに印面を確かめて一息つく」というのは開運印鑑商法のセールストーク

ですが、言葉巧みに宣伝され瞬く間に広まりました。

しるしの無い印鑑そのものがいけない訳ではありません。

便利な上下のしるしを「一息付く」というとって付けた理由により否定するセールストークがいけないのです。

詳しくはこちら開運印鑑Q&A(Q13を参照下さい)及び上下のしるし補足説明をご覧下さい。


小判型印鑑の印影見本

これも印判用品組合のカタログです。

このページは全て小判型です 崩し字(行書体・草書体) 太枠細字の篆書体も載っております。

検索エンジンで「印鑑」「小判型」「凶」などを混ぜて検索してみて下さい。

古き良き時代の素晴らしい印鑑がことごとく「不吉な物」のような扱いにされています。

印判用品業界の販売促進の為のカタログが悪い物を沢山載せるはずありません。


手彫り印鑑の印影見本

これは同じ印判用品カタログの実印の書体見本です。

崩し字、四角い実印、太枠細字など開運印鑑商法で凶とされている物が沢山載っております。

「四角は悪い印鑑?」 「小判型は「凶相印?」 「太枠は運気が入らない?」 ???

そんな事より、印相体など一つも載っておりませんよ。

そして開運印鑑など微塵も載っていません。



◎印章協同組合と印判用品商工組合のカタログで説明するにあたり◎

「由緒正しき印章」と題して開運印鑑商法を批判しておりますが、誤解の無い様に説明させていただきます。

このサイトではところどころ印章協同組合のカタログに載っているから・・・・

印判用品商工組合のカタログに載っているから・・・

と説明しておりますが、それはもちろん、「カタログに載っているからいい物」という意味ではありません。

仮に悪い物、悪いというきちんとした言い伝えがある物であるならばきちんとした団体のカタログに

載っている訳は無いという事を証明する上でカタログを紹介させていただいたまでです。



漢字の起源は中国の殷の時代の甲骨文字に始まったと言われています。

甲骨文字の時代から文字が占いや縁起に使われる事は多くありました。

身の回りの多くの物が信仰の対象となった昔は、印章も神事に使われたという記録も残っております。

しかし、それと現在売られている開運印鑑とは何も関係ありません。

現在の開運印鑑に彫られている印相体、吉相体はあくまでも近年創作された開運グッズです。

簡単に言えばハンコ屋が「お客様を欺いてでも自分が儲かればいい」として販売している印鑑なのです。

江戸時代には印章を占いの道具にして本を発行した人も居りました。

しかし、それはその人が占いの道具にしただけの話であって言い伝えでも伝説でも何でもないのです。

太い枠の印鑑は○○

小判型の印鑑は△△

崩し字は□□


詳細はここでは控えますが、「はんこ」や「印鑑」に「凶」や「不吉」などの文字を併せて検索してみて下さい。

昔からのいい物がことごとく否定されています。

このサイトではそれらのサイトを辛口で批判しておりますが、批判の理由はこれらの事が理由です。

「昔からある伝統的ないい物を否定し、デタラメな嘘(勝手に作りだした話)を流布してゲテモノ印鑑を販売する」

法に触れていなければいいのでしょうか。

私はそうは思いません。

字をわざと歪に変形させ「開運」「縁起のいい」など宣伝文句を付け粗悪品を販売する。

大部分を機械が彫った印鑑を「手彫り」印鑑と宣伝して販売する。

そんな事をしていては印章文化が衰退してしまいます。

私は印章業界の未来を考えてこのサイトを作りました。

最後にもう一度

・開運印鑑は100%デタラメ

・印相体という書体は学術的に存在しない、ハンコ屋が創作した書体。

・吉相体というのは印相体の別名に過ぎず、いずれも学術的に存在しない書体。

印相体は即アウトの書体です。

印●学というあたかも伝統的な易学のようなものは商標登録された単なる商材なのです。

印相体と篆書体はどっちがいいというのでしたら間違いなく篆書体です。

でもネットで「印相体」とか「吉相体」というキーワードで検索してみて下さい。

テキトーに創られた書体が「いいもの」として紹介され、商業的に考えられたデタラメが

古くからの言い伝えでもあるかの如きネット上で紹介されています。

ネットで印相体(吉相体)フォントの見本や変換サイト、字の一覧を探している方からたまに問い合わせがあります。

しかし、きちんとした印鑑を求めるのであれば、印相体か篆書体のどっちがいいか迷う前に、印相体のデタラメを知る

事を私はアドバイスさせていただいております。

開運印鑑のデタラメのみならず、インターネット上では「手彫り印鑑」として販売されているハンコの

99.9%は手彫りされておりません。


どうです?

今の印章業界は腐りきっていますよね。


文責  はんこの印善



目からウロコの話


ハンコで開運??   そんな言い伝えは一切ありません

開運印鑑に用いられる印相体。昔からの書体では印相体というのはありません。あくまでも業者が考えた販促グッズです       

老舗ハンコ屋が書く本当の話  簡単に言えば「インチキ」の一言です


ハンコが必要になり、買う時にどのお店でどのようなハンコを作ろうか迷った方は多いと思います。

今はインターネットが普及しているので、検索エンジンで印鑑を探すと実に多くの

開運印鑑や印相体(別名:吉相体など)というものが出てきます


何となく普通の印鑑より良さそうな感じがする
と思う方

「開運」と紹介され販売されている印鑑なので何だか得をした気持ちになる
と思う方

●本当にご利益があるかはわからないけど、同じ値段で縁起物ならその方がいいと思う方

●誕生日や姓名からきちんと鑑定してもらい、いいハンコを作りたい
と思う方

いろいろ居らっしゃると思います。

そんな方々は是非一度こちらを読んでみて下さい。

知らない方には必ず 「目からウロコ」 になると思います。


開運印鑑の販売とは無縁のハンコ屋である私の正直な感想ですが

印鑑のインターネット通販サイトの9割以上はいい加減なサイトです。 (私見では99.9%です)

「えーっ そんな訳ないでしょ それじゃほとんどのサイトがいい加減って事? ウソだ!」

全てのサイトを調べるのは無理ですので9割だか99.9%だかは何とも言えませんが

ほとんどののサイトはいい加減という事です。    (印章業界の二大汚点の両方またはどちらかが混ざっているという意味です)

では具体的にどこがいい加減か・
・・


開運印鑑について 

副題 「
開運印鑑を知るには印相体を知る必要があります」 →(印相体について)


ほとんどのお店で「開運印鑑」または「印相体(別名:吉相体)の印鑑」というのを販売していますが

ハンコや特定の書体で開運になるという言い伝えはなく、近年になって印章店が

商業的に考え出した販売方法だという事はご存じでしょうか。   (印鑑の開運商法です)

印鑑 (正式には印章といいます) は古くはメソポタミアの封泥から始まり

中国を伝わり卑弥呼の時代に日本へ伝来したものです。(漢委奴國王金印を指します)

歴史的に見ると、占や神事に文字が使われたり、一部は祭礼的に使われたハンコもありましたが

今、巷で売られている開運印鑑とは何の関連性もありません。

現在のような開運印鑑が登場したのは、あくまでも近代になって一部の印章店が

あくまでも「
商売方法」として作りだしたものなのです。    (開運印鑑商法の始まりについて

それを戦後、 印材加工業者さんや小売店が次々と「右へならえ」していき

現在のように広まりました。。

そこで疑問が湧く方が居ると思います

それのどこがいけないの? 開運になるならいいんじゃないですか?

という疑問です。

商売で考え出した方法にご利益があるのか無いのかは考えるまでもないと思いますが

見えない世界ですのでとりあえずここでは言及を控えますが、伝説や言い伝えでなく

単にハンコ屋が近年考え出した商材で開運の御利益などあると思いますか?

開運印鑑の全てに共通している印相体です。

(印相体は吉相体など別の名前で呼ばれる場合もあります)

その説明の前に印鑑の価値について説明させていただきますが

ハンコは字が命であり、その字は書道の分野と一緒です。

字は書道の分野という事は考えてみれば当然な事ですが、そこに印鑑が絡むと

ハンコに馴染みのない一般の消費者様はわからなくなってしまうのではないでしょうか。

多くのサイトでは、「漢字の基である篆書体を改良した 印鑑に適した書体」とか書いてあります。

しかし、正しくは「改良」でなくいい加減に変形させただけで、実際、印相体というものは書道では通用しません。

印相体で書の掛軸を作っても価値はゼロです。

きちんとした書道競技会では印相体(吉相体)の書は出品すらありません。

書体というより、単なる商材に過ぎず価値を論ずる事は出来ないので、出品されないのは当然です。

また、身近に書道の先生が居たら、開運印鑑の印影を見てもらって下さい。

そのようなハンコが無い場合は、インターネットからプリントして見てもらってもいいと思います。

その先生が印章業界と関係無い方でしたら、「開運印鑑の書体(印相体)」を見て

「いい印鑑ですね」とは絶対言わないはずです。

辛口の先生ならば「こんなハンコ 絶対に買ってはいけません」と言うはずです。

また

ハンコの業界(印章業界)には職人の技術競技会があります。

しかし、この大会で開運印鑑(印相体で彫られた印鑑)の受賞は皆無です。

もっとも、ハンコ屋さんは印相体の印鑑は
あくまでも商材という事がわかっているので

その書体で出品を希望する人など居ませんし、書の世界で通用しない書体で受賞できる訳

ありませんのでそんな無駄な事をする人は居ません。

何よりも、
出品したら笑い者になるので誰一人そんな真似はしません

更に もう一つ 

政府中央機関から地方自治体まで、公共機関で様々な印鑑が使われますが

開運印鑑(印相体・吉相体の印鑑)はありません。

全ての調査、確認をした訳ではありませんが、私は実際に役所へ納品していましたのでわかります。

これも技術競技会同様、ハンコ屋さんでその様な事をする業者は居りません

(=
開運印鑑は商材に過ぎないと皆知っているからです

上場企業のハンコ(印影)を見る機会はありますでしょうか。

保険に加入していれば契約書に押してある(通常は印刷)はずです。

株式を持っていれば決算書類のどこかに印刷されているはずです。

上場企業で開運印鑑はほとんどありません。

***「いえいえ 会社と信仰は別ですから…」

とお思いの方

しかし、上場企業でも建物を建てる際には普通「上棟式」を行います。

これは信仰に関係しているからですが、信仰に関係する開運印鑑を社判として使う事は(ほとんど)ありません。

そもそも印相体は伝統的な文字ではなく、昭和30年代に商材として考えられ、

巷に出たのは昭和40年代からです。

伝説無き文字に開運なし

印鑑(印章)に用いられる文字は、印相体を除き全て学術的に認められた書体ですが、

印相体は学術的に認められていないどころか、書の世界では失笑されてしまう存在です。

もちろん吉相体やら何とかの書体も学術的には存在しません。

(商業的に存在するのみです)

そして、今の開運印鑑を証明する古文書など存在しません。

ネット上でよく開運印鑑の起源と言われている印判秘訣集という江戸時代の本がありますが

これは開運印鑑とは全く関係ない花押の本で、開運印鑑の起源という話は全くのデタラメです。

話を少し戻しますと・・・

今の印鑑は丈が60ミリのものが主流ですが、戦前は45ミリや36ミリが主流で、装飾のある

ダルマ印、なつめ印なども多く普及しておりました。

慣れや好みにもより違いもありますが、丈の短い印鑑は手のひらで力を込めて捺印出来るのでいい印鑑なのです。

そしてハンコの上下がわかりやすい様に上下のしるし(当たりや丹)の入っている印鑑が普通でした。

しかし、
開運印鑑の販売業者さん

1)「
印鑑は自分の分身だから傷を付けるのは良くない」 とか

2)「
ハンコを押す時は重要な時だから、しるしの無い印鑑を使い、押す時に印面を見て上下を確かめ

  その際に『本当にこの書類に捺印していいのか』を一息入れて考える為に''しるし''の無い印鑑を使う事がいい」


と宣伝する様になり、それを印材業者業者さん、多くの小売店が右へならえした結果

上下のしるしの無いものが多くなってしまいました。

開運印鑑商法のセールストークは沢山ありますが、この二つは特に有名で、印相体などにあまり興味がない

人でも上の二つは聞いた事があるという方、結構多いのではないでしょうか。


1)について  

昔からある利便的な「当たり」や「丹」を印象悪く感じさせる為にわざと「傷」と表現されています。

冷静に考えていただければわかると思いますが、「上下のしるし」と「傷」は別物です。
 
印鑑は確かに大切な物ですが、自分の分身という言い伝えはありません。 

上下のしるしは無い方がいいという言い伝えもありません。  

そもそも、昔の印材のほとんどは上下のしるしが付いていました。

2)について 

これは一見開運と関係無さそうですが、実はこれも開運印鑑業者さんが考え出した話です。

小売店がセールストークとして次々に真似て宣伝した為に多く広まり、今はテレビなどのメディアでも

「しるしの無い方がいい」という情報が流れ、無地がいいという風潮になってしまいました。

★注 印相体と違い、しるし無しが悪い訳ではありませんが、昔からの慣習と異なる風説はいかがなものかと思います)


書類への捺印を慎重に行う事は非常に重要です

書類の重要性とわざと不便なハンコを使う事は別問題です。

ハンコに朱肉を付けていざ捺印という段階で、ハンコの上下を考える為に印面を見ながら

同時に書類の重要性を考えるという事なのでしょうか。

捺印の重要性にハンコの利便性を絡めて
セールストークを考え、わざと不便なハンコ

時代に逆行して作り出すのはいかがなものでしょうか。          
   <上下のしるし補足説明→こちら

もっとも、開運書体は非常に見づらく注意して印面を見ても上下逆さまに押してしまう事がよくあるのです。

私の話では半信半疑かも知れませんので、昔のカタログを用意しました。(下の左二つです)

開運印鑑(吉相体・印相体)はハンコ屋が創りだした商材です     丹入り、牙次印、当たり(しるし)付き 昔はいいハンコがたくさんありました   柘の丹入り印章で利便性に長けています  

中央と右は東京印章協同組合の昭和47年のカタログで、一番左は「実印」と紹介されているページです。

左の「実印」の写真を見ますと、紹介されている7本全て上下のしるしが付いています。

(小さい写真ですので、左の写真をクリックして拡大したページでご覧下さい )


実は、ちょうどこの頃(昭和40年代)から開運印鑑が広まってきたのですが、当時は印章業界全体で

開運印鑑阻止に力を入れており、きちんとしたカタログを作成したのです。

カタログ(左の写真)をご覧いただければわかる通り、昔の実印は上下のしるし付きがごく普通だったのです。

私一人が言うのと、業界発展の為の非営利組織が言う(実際はカタログですが)のは説得力が違いますよね。       

一番右の写真は今ではあまり販売されていない「丹」入りの印鑑です。 (印材は柘植[つげ]です)

ボディーの中央に金属製の「丹」という目印があり、印面の上下がわかりやすく捺印に便利なものです。


昔のカタログに載っている印材のほとんどは「指型(当たり)」や「丹」が付いています。

上の説明(1)「傷は良くない」という言い伝え(?)や(2)「よく考えて捺印する為にしるしは無い方がいい」という慣習(?)が

仮に本当ならば、しるし付き丹入り印材を印章組合がカタログに採用するでしょうか。

印章組合は「印章社会、印章文化の継承、発展」「正しい印章知識の普及」の為の非営利団体です。

その団体が印章業界のマイナスになる様なパンフレットを作るのでしょうか。 

そんなおかしな事をする訳ありませんよね。              
補足説明印章組合及び印判用品のカタログ

そもそも「しるし付きの印材は良くない」などという話は言い伝えなど何もない創り話であり

「捺印の際、ひと息付いて印面を確認するのでしるし無しがいい」というのは単なるセールストークに過ぎないのです。

これ以外でも開運印鑑販売業者さんのサイトにはいろいろな事が書かれています。

無断掲載は苦情が来る可能性がありますので個別の具体的な話は書けませんが

丹入り、小判型、丈の短いハンコ、角型、斜め彫りの配字、崩し字(行書体・草書体)

牙次印(印の先端に象牙が埋め込まれているハンコで、上の写真では白と黒の2色のハンコです)

などはことごとく良くない、不幸、不運、不吉な印鑑と書かれています。

しかし、開運印鑑(印相体)など無かった「古き良き時代」ではそれらの印鑑は普通に使われていました。

では、昔の人は一律みなさま不幸、不運、不吉だったのでしょうか。

そんな訳は無いですよね。

不吉な単語に「印鑑」というキーワードを併せて検索をすれば簡単に探せます。

また、彫刻方法で枠を太くするのは(篆書体の場合)昔は主流でしたが(その場合は字は細くします)

「枠が太いとそれが壁となって収入が増えない・出世しない」などと語っている業者も居ます。

太枠の印影も印章協同組合のカタログに沢山載っています

逆に、開運印鑑及び印相体は印章組合のパンフレットには一つも掲載されていません。

仮に開運印鑑や印相体などというものが、宣伝通り「いい物」であるならば、業界の発展を目的とする

印章協同組合が真っ先にパンフレットに掲載するのはずではないでしょうか。

「真っ先に」は別としても、印相体はたった一つの印影も掲載されていない意味を一般消費者の方は

是非知って下さい。

尚、上のカタログ(昭和47年頃)は開運印鑑という名前より、印相印という名前の方が主流でした。

今の様にネット販売など無い時代、「カバン持ち」と呼ばれる無店舗の印章販売人が戸別訪問し

言葉巧みに「あなたのハンコを鑑定しますよ」と言って使っているハンコを見せてもらい、上に書いた言葉

「上下のしるしがあってはダメです」「小判型は不吉です」「枠が太い(太枠)と運気が入りません」など言って

今使っているハンコはダメなんだと信じこませて印相印(開運印鑑)を売り付けたものでした。

参考までに当時の東京印章協同組合,及び同業者さんが作成したチラシをご覧下さい。


東印章協同組合のチラシ          同業者さん作成のチラシ

印相体 吉相体 開運印鑑 フォント変換          印相体変換、吉相体プレビュー

それぞれ画像をクリックして見て下さい。

ここまで読んでいただければ開運印鑑について見識が変わったのではないでしょうか。

これはいわゆる霊感商法の事ではなく、ごく普通にネット上(実店舗でも)で販売されている開運印鑑

及び、印相体で彫られた印鑑の事を指します。

長い文章になってしまいましたので、わかっていただきたい点を簡単にまとめます。

●開運印鑑および、そのベースとなる印相体は、印鑑を売る為に近年創作られたものである。

●印相体は商売の世界では存在するものの、学術的な書体としては存在しない。

●「はんこで開運する」というとい言い伝えはない。

●そもそも開運印鑑というのは昭和より前は無かった。 

 ↑「吉語印」や「吉相模様入りの印」など縁起を担ぐ印鑑はありましたが、今の開運印鑑とは無関係です)


ここまで読んでこられて、私が開運印鑑について徹底的に批判している事に違和感を覚えた人も

居るのではないでしょうか。

何故ここまで開運印鑑を批判するのでしょうか。

それは、昔からのいい伝統である「印章文化」を開運印鑑及び印相体が壊しているからです。

皆様がこの文章やここに載せた写真資料をご覧になり、どう考えるかはそれぞれの自由ですが

私はあくまでも事実を書いております。

印鑑のインターネットサイトでは、「○○技術競技会で優勝」という方が
堂々と開運印鑑商法を行っています

この様な方々は、
技術者のプライドを捨ててしまった人だとで私は考えております。

「そこまでは言い過ぎでは?」と思いますか?

辛口で批判するか否かは人それぞれですが、間違いなく言える事は

せっかく象牙でハンコをつくっても、印相体で彫刻した印鑑は無価値です

手彫りでも、書体が印相体のハンコは無価値です。

その理由は、ここまでの文章を読んでいただければおわかりかと思います。

実際、巷で販売されている開運吉相書体の大部分はパソコンフォントで作ったもので

インターネットで売られている印鑑のほとんどは印章用彫刻機械が作ったものです。

「いえいえ『手彫り仕上げ』と書いてありますよ」 ですか ? 

・・・

知っていますか?

「手彫り仕上げ」とは手彫り印鑑の事ではないんです。

「手彫り」と書いてあるのに手彫りじゃない???

変な話ですね。

★★注) 印章彫刻の正式定義である「手仕上げ」と名前が似ておりますので混同されないようお願いします。 


ネット上で宣伝や販売されている「手彫り印鑑」の99.9%は手彫りされておりません。

「でも○○印店さんは老舗で、彫っている写真も掲載されているのでここは手彫りですよ」

と思う方も多いと思います。

しかし今は老舗、手彫りしている写真、△△競技会で優勝という肩書きと

そのお店が実際の注文品を手彫りしているか というのは関係無くなってしまっています。

誤解の無いように説明しますが、技術習得に時間が掛かる、彫刻に一切機械を使わない手彫り印鑑ですが

手彫りできる職人さんというのは99.9%が手彫りではないという割に意外と多いのです。

しかし、ネット上では手彫りをしている写真だけ掲載し、実際の販売は「手仕上げ」か「機械彫り」の印鑑を販売している。

これがほとんどです。

「そんなインチキなんてごく一部のお店ではないんですか?」と思われるかも知れません。

仮に、ごく一部のお店が不正表示をしているのでしたら、私がこんなカドの立つ事をわざわざ書かなくてもいいですが

現実は大部分のお店が手彫り(完全手彫り)はしておらず、手彫り風にごまかすというインチキをしています。

手彫りが出来る」というのと「手彫りをしている」とでは言葉は似ていても当然意味は違います。

インターネットで宣伝しているお店で手彫り印鑑を検討している場合は、ぜひ注文品を彫っている途中の写真を

お願いしてみて下さい。(詳細はこちらのブログ→手彫り印鑑に写真が必要な理由

きりのいい段階ではなく、あくまでも途中の写真です。

本当に手彫りをしているお店ならば問題ないはずですし、インターネットで宣伝しているお店ならば

デジカメで撮るぐらい何も問題ないはずです。

彫刻者本人が手彫りをアピールしているお店でしたら断られる訳ないと思いますよ・・・ 本当に手彫りしているのなら


開運印鑑というのは100%インチキで、99.9%の手彫りがウソ・・・ 

信じられないでしょうか。

信じられないのも無理はありませんが、もし「開運印鑑」や「手彫り印鑑」を作る事を検討しているのでしたら

ここに書いてある事と「開運印鑑Q&A」、「手彫り開運印鑑」を読んでみて、開運印鑑、手彫り印鑑を販売している

お店の宣伝文と比べてみて下さい。

疑問があるようでしたら直接電話でQ&Aを質問してみる事をお勧めします。

また、ここまで読んでも私が書いた事に疑問を感じている方はほかの人の説明(←ブログ自体は私が書いたものです)

をご覧下さい。


良識をもった方でしたら、どっち正しくどちらがデタラメかきっと判断出来ると思います。


食品の偽装は大きなニュースになりますが、ハンコの偽装はニュースになりません。

生活、生命を維持する為に(通常は)毎日必要なもので

品質によっては健康、生命に関わる物(食品)と

使わない人はほとんど使わない物(印鑑)との違いでしょうか。

食品の偽装はみな関心があってもハンコの偽装に関心がある人はほとんど居ません。

しかし、「無法地帯」がまかり通っていいのでしょうか。

私の話と開運商法をしているお店の話のどっちを信じるかは自由ですが

信実は一つです。

賢明な考えを持った方でしたら真実はどちらかがきっとわかると思います。

文責  はんこの印善

当店が公開している情報について




開運印鑑Q&A 開運印鑑・印相体について本当の事を書いております 印相体・吉相体・開運印鑑の嘘を証明


本サイト内のリンク一覧
本サイト内の文章で付記説明の必要な語句にはク先で別途説明文があります。

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のサイト内の資料は自由に使っていただきたいのですが、現在は写真、内容、記事のタイトル
(写真、内容・タイトルは一部も含みます)など、全ての情報は無断使用をお断りしております。

理由は中傷や同業者の自己使用の為です。
印章業界の汚点を(おそらく)一番詳しく説明している関係で、少々の中傷は覚悟の上でしたが、
嘘を加え中傷される事が多くなったので、このサイト内の情報は一部の引用であっても必ずご連絡下さい。

もちろん、事実そのまま、及び好意的な内容でしたら資料や情報の引用は歓迎致します。
但し、その場合でも必ず当方までご連絡下さいませ。
(必ず当方からの返答後にご使用下さい。)

連絡先はページ内にリンクが貼ってありますので、リンク先をご覧下さい。
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